分搗き米について

分搗き(ぶづき)米とは、玄米を胚芽や周囲のぬか層を一部残して精米し、玄米に含まれた栄養素を残しつつ食べやすくしたお米のことです。浸漬時間も短くなるため玄米に比べて炊きやすいのも特徴です。

 

一分搗き

 玄米からぬか層を一割削ったもの。味や食感などほとんど玄米と変わらないものの、少しだけ削ってあるぶん玄米に比べて吸水しやすくなっています。

  • 研ぎ方➡少し強め
  • 水加減➡多め
  • 浸漬時間➡一晩(8時間程度)

三分搗き

 玄米からぬか層を三割削ったもの。こちらも味、食感共にほとんど玄米と変わりませんが、玄米や一分搗きに比べてやや柔らかく食べやすくなっています。

  • 研ぎ方➡優しく
  • 水加減➡少し多め
  • 浸漬時間➡3時間程度

五分搗き

 玄米からぬか層を五割削ったもの。ちょうど玄米と白米の間の状態です。玄米に比べるとかなり炊きやすく食べやすい状態ですが、まだまだ玄米らしさは残っています。

  • 研ぎ方➡優しく
  • 水加減➡少し多め
  • 浸漬時間➡2時間程度

七分搗き

 玄米からぬか層を七割削ったもの。ほとんど白米に近い状態ですが、ぬか層と胚芽も一部残っているため白米よりもやや栄養価が高く玄米の香りもあります。分搗き米が初めての方におすすめ!

  • 研ぎ方➡優しく
  • 水加減➡普通(炊飯器の目盛り)
  • 浸漬時間➡1時間程度